悔やんでも遅いこと 

昨日の夜の出来事です。

彼をいつものように迎えに行き、自宅へ帰る途中。あと少しで我が家というところで、国道を通り右に曲がる為、3車線の一番右を走っていました。

前の車も前の前の車も避ける何か。
ビニールがパタパタ動いていると思った瞬間。

あたしの目に飛び込んできたのはもがく猫でした。

どこを轢かれたのか分からない状態。横たわり、ジタバタもがき苦しんでるように見えた。

国道。

10時半を過ぎ、11時になろうとしている時間だが、金曜日ということもあり、車は多く、私も思わずハンドルを左にきり、避けたが目に焼き付いて胸が苦しくなって喘息が起きそうなほどでした。

ずっと前、もう4年か、5年ほど前。私も猫を轢いてしまった事があります。
私が轢いたのか、前が轢いたのか分からない。でも私にも責任があると思っています。

反対車線がはねた猫がこちら側の車線に飛んできて前の車がはね、私も轢いたのだ。

急ブレーキ。バックミラーで見ると猫だった。もがいていた。
苦しんでいるように見えた。
前の車は40代後半か、50代前半のおばさん2名。
車から降りてきた。

私は母と友人と乗っていたが私たちも降りた。

ゆっくりと動かなくなっていく猫。
パニックだった私はどうしようどうしようと考えるばかりで、ただただ遠くから見て立ちすくこととしか出来ませんでした。

そして猫は動かなくなり、10分もしないうちに死んでしまいました。
ゴメンネ、ゴメンネ、ゴメンネ。。と泣くばかりでどうすることもできず。

やがて近所の人たちが急ブレーキの音と泣き声と叫び声で集まり始めた。

猫の側に向かう。前の車のおばさんたちは私たちにゴメンネと言い残し去っていってしまった。

どんな猫だったか覚えていない。

そんなところに放置しておかないでよね
気持ち悪い

そんな声だけが耳に入ってきてあたしは怒鳴り散らしたのを覚えている。
「気持ち悪い?どうして?さっきまで生きてたのよ!生きてる猫は触れるくせになんで数分で気持ち悪いになるの!!」

「轢いたくせに」

「そうだ。。。あたしのせいだ」とまた泣けてきた。
「放置しておかないでよ!」とまた言われた。

思わず・・「くそばばー!うるせーよ」と言ってしまった・・・母が止めに入る。
嫌な女だ。嫌なばばーだ!!!!!!!!とずっと叫んでいた。

友人が「どこかのお宅の猫ではないですか?」と聞いてくれたが、どうやら野良猫のようだった。

私たちは猫を連れ帰った。そして埋めた。
ゴメンネと何度も謝って。

その時の状況と昨日の猫は似ていた。もがいていた。苦しそうに。

どんな猫だったかよく見えない。左にハンドルをきったせいでクラクションを鳴らされたらしい。
覚えがない。

助けることもできず、過ぎ去ることしか出来なかった。
恐くて戻れなかった。

その道をもう通ることが出来ないだろうと思う。
見るのが恐い。

後悔だけ残った。

もしもあたしが、あの時何とかして車をとめ、あの猫を抱き上げていたら助かった?
昨日別の道から帰ればよかった?
彼が車が多すぎて無理だ。。。と言っていたのを覚えています。

もう12時間過ぎ、どうすることも出来ず。見に行くことも出来ず。

家に帰り、絶対絶対、この子達を脱走させることだけはしない。それだけ強く思った。

皆さんなら。
その時、どうしますか?

助ければよかったのか。助けるべきだったのか。
せめて。。。看取ることをしてあげればよかったのか。

どうしてあんな車が沢山通る所にきちゃったのよ。。。。
どうしてちゃんと気をつけなかったのよ。。。。

轢いた人が戻っただろうか。
いや、そんなことはしないだろうな。なんせ本当に車が多く通る国道。反対車線との境には段差があり、植木がしてあるのでそこで車が通り過ぎるのをあの猫は少しは待ったのだろうか。

色々と考えてしまう。苦しい。
昨日のことが思い出されて目に焼き付いて離れない。

後悔するばかり。
ごめんね。。。なにもしてあげれんくって。。

コメント

のんちー母さんへ
まだまだ、あの道は通れないけれど、ちゃんと天国に行ったのか、誰かが助けてくれたのか。
あの時、とっさ過ぎてしっかり見えてなかったのに、猫と目が合った気がして今もまだショックな映像が流れてきます。
目がそんなにいい訳でもないのに、しかも夜なのに。。。
ちゃんと神様は見ててくれるかな。
ちゃんとあの猫を導いてくれるかな。
生まれ変わって、今度は幸せに暮らせるかな。
心が救われた気がします。
ありがとうです・・・

例のブツ、楽しみに待っててね!

cawaiさんへ
和歌山で育った子が会社にいますが、その子の地元も狸がよく轢かれてたそうです。その子が言うには、狸が轢かれたあと、家族なのか、どうか分からないけれど、同じ狸同士道の端に寄せるのだそうで。

目の前で、飼い犬を引かれるって相当ショックでしょうね。。。辛い思いされたんですね。
小学生のとき、妹が早朝、飼ってた犬を散歩させていたら引っ張られ、リードをはなしてしまい、同じように目の前で。。同じく、轢いた車は行ってしまい、それをみていたトラックの運転手さんが病院に運んでくれ、助かりました。
cawaiさんからのコメントも、とっても嬉しいです。誰かに聞いてもらい、少し楽になりたかったのかもしれません・・
そんなことではダメなのだろうけれど・・
行動できること、とっても尊敬です。
私もちゃんと次同じような事が起きたら、逃げずにそうしてあげたいです

私は冷静になってしまうタイプなので、引き返して道路の端に寄せてあげると思います。
実際、高校生のとき下校中に狸が車に轢かれて死んでいたことが2回もあったのですが、そのときもそうしてあげました。
固まりかけた血の上を車が走り、ビシャっと服に血しぶきが飛んできたのをおぼえています。

なぜ冷静でいられるのか。
小学校のとき、飼い犬が目の前で車に轢かれて死んでしまったことがあるからかもしれません。
ちなみにその車は停まってくれませんでした。
そのときのショックは忘れられません。

でもでもでも、私にも女鈴さんのような経験をしたことありますよ。
こないだ湯布院に行ったとき道路の真ん中で狸(狸ばっかりですが)が死んでいたのです。
が、家族は引き返してくれませんでした。
私が何度言っても「気持ち悪い」だなんだの言って。
そのあと道に迷って15分くらい後に同じ道を通ったのですが、もうその狸はいませんでした。
きっと誰かが道の端に寄せてあげたんだと思います。

助けることはできなくても、助けようとする気持ちが大切だと私は思います。
だってそう思えない人やもっとひどい人がたくさんいるんですもん。
女鈴さんが出会ったその猫ちゃんも、きっと誰かが助けてくれていると思いますよ。
万が一、次同じような場面に出くわしたとき、行動をとってあげれたらいい!と私は思うのですが。。

答えがあるような全くないような。
そして長すぎる文。
失礼いたしました。。。

何もしてあげられなかったんじゃないよ。
女鈴さん、こうして、そのコのために涙流している。
何かしてあげられたんじゃないか?!と
一生懸命考えている。
女鈴さんの責任じゃないのに、
きっと女鈴さんは心の中で、
同じ人間として、責任を感じて、
「ごめんね...」と謝っているよね。
なんかそんな気がする...
それは全て、亡くなったその猫ちゃんへの供養につながるよ。
私もこうして女鈴さんの日記を読んで、
その猫ちゃんのために祈る。
他の方たちもきっとそうでしょう。
多くの人たちの祈りが、猫ちゃんの供養になるって、
私は信じているよ。
昨日の猫ちゃんね、たぶん、誰かが気付いて、
連れて帰って埋めてあげたと思う。
なんかそんな気がするの...
私たちが出来ないときには、
誰かそれが出来る人が必ず、
そうしているんだと思う。
神さまはちゃんと見ていてくれるよ。
そして誰かをそこへ遣わしてくれるんだと思う。

以前の猫ちゃんのことも...
女鈴さんは、連れて帰って、埋めてあげた。
事故だったんだもの。轢いてしまった方も辛いんだもの。
なのに逃げずに連れて帰って埋めてあげたことで、
猫ちゃんの魂は癒されたよ。
ちゃんとお空に帰ったよ。
今はきっと生まれ変わって、
どこかのお家で、幸せに暮らしている。
うん、絶対にそう。
だから、女鈴さん、大丈夫だよ。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://tpmmk.blog13.fc2.com/tb.php/257-df0e0f0a